『ツキの正体』という本を読みました。

誰でもいつだってツイていたいと思っているはずです。

すくなくともわたしはいつでも「ツイていたい」と思っています。

いつでもツイているためにはどうすればよいのだろう。

20年間、麻雀の代打ちで負け知らず、雀鬼と呼ばれた桜井章一さんという方が書いた本です。

勝つか負けるか、どちらかしかない勝負の世界で勝ち続けた勝負師です。

その勝負師が「運を引き寄せる技術」について書いています。

経営者として、一個人としてものすごく興味があって手に取りました。

桜井さんが経験したこと、実践していることが書いてあります。

特に行動の仕方については、わたしは衝撃を受けました。

「自分らしくまっとうに生きる」

行動基準を教えてくれた一冊です。

行動について

わたしは行動できない人間です。

行動するのが怖いのです。

なぜに怖いのだろう。

多分わたしは失敗するのが怖いというより、正解を探してしまっているような気がします。

もちろん正解を探すために、行動して失敗をするのですが。

わかっているけど行動できない。

困ったものです。

失敗しないように、いろいろなことを考えて、慎重に決断しようとする。だから、迷ったり、弱気になったりして、踏ん切りがつかなくなっていくのです。
P.38より引用

耳が痛いです。

気がついたら即行動

頭を経由しないで気がついたら即行動しなさいと書いています。

熱い鉄板に触ったら、触った瞬間に手を離すでしょう。それと同じように、頭を経由しないで、感覚と行動が直結するようでなければいけません。
P.30より引用

変に頭で考えるから、体面を考えて行動できなくなるのです。

即行動して、ありのままの自分をさらけ出す。

ありのままの自分であれば、自然体となってより細かいところに気が付けるようになります。

細かいところに気がつけるようになれば、「間合い」がはかれるようになります。

間合いがはかれるようになればタイミングを逃さないようになる。

結果的に「ツキ」を逃さないということだそうです。

即行動するのも日常生活で訓練して習慣にしておきなさいということです。

決断力が大切

即行動のなにがいいのでしょうか。

即行動しないということは優柔不断な態度・行動をするということです。

決めないで優柔不断な態度をとって行動しなくてはなにも結果はでません。

行動するから結果が出るのです。

決断して行動することでしか未来は変わらないのです。

桜井さんは麻雀に例えています。

麻雀は、牌をツモって捨てるということを繰り返しながら、あがりを目指すゲームです。「何かを得たら何かを失わなければならない」という点と、「選択の連続である」という点で、人生と似ているかもしれません。
P.38より引用

次に何がきたらこれを切るといつでも沢山の選択肢を持っていることが大切です。

大切なことは「間に合わせる」ということだそうです。

行動基準

即行動といっても、行き当たりばったりで行動してはいけないと、桜井さんは書いています。

それならなにを行動の基準にすればよいのでしょう。

大事なのは「選択の結果」ではなく、むしろ、「選択の基準」です。
常に正しい手順で売っていると、必ずツキが回ってきます。「本当の自分がまっとうに生きる」ということを基準にして、いいと感じたほうを迷わず選べばいいのです。
P.39より引用

仮にそのときの勝負に負けたとしても、そういう決断の積み重ねが、あなたを確実に強い人間にしていくのです。
P.40より引用

ここの文章読んでしびれました。

決断の基準は「自分らしく」なのです。

なにも正解なんてないのです。

ただ自分らしく選択していけばいいのです。

そして今に目を向けて精一杯生きていけば必ず「ツキ」はやってきます。

結果がよければ全てがいいのではないのです。

小ずるい人間は、短期的に勝っても長期的にみれば退場することになります。

判断基準は「自分らしく、まっとうに生きる」なのです。

不器用でもまっとうに生きている人間が1番強いのです。

まとめ

ものすごくキレのいい本でした。

キレと言ってもカミソリやナイフのようなスパッとした切れ味ではなくて。

ナタや斧のような重いものでズドンと切られたように思いました。

それこそこの本の中に書かれていることが、正しいか正しくないかはわかりません。

ただ少なくとも、わたしはこの本を読んで気が楽になりました。

成功という言葉に惑わされないで、自分らしく生きればいいのだと。

自分を否定して、自分以外のものになろうとして疲れていたことにも気がつきました。

このままではいけない。

もっと努力して自分以外のものにならなくてはいけないのだ。

そして自分は「夢」とか「わくわく」とかを感じられない不感症かと思って悩んでいました。

しかし不感症ではなかったようです。

自分以外のものになろうとしていたから感じられなかっただけのようです。

そして社員達や、わたしの周りにいる人達にも同じことを強制していたのかもしれません。

いまのあなた達では「ダメ」だから別の人間になりなさいと。

困ったものです。

そりゃ、社員達との人間関係も悪くなるってもんです。

そのことに気がついて良かったです。

失敗したら修正すればいいのですから。

わたしなりに感じた「ツキの正体」とは「自分らしくまっとうに生きる」こと。

自分を認めて、自分らしくまっとうに生きていこうと”決断”いたしました。

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この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)