『人間観の覚醒』芳村思風著を読んだ。

感性論哲学という考えかたを解説している本である。

感性が人間の主体である。

理性的の力で考え、感性で感じる。

そして湧き上がる欲求を理性の力で実現する。

理性と感性を一元化しなくてはならないと訴えている。

書いてあることはわかる。

実際に社会がこの本に書かれているようになればいいなとも思う。

でも自分のこととして理解できない、そして感性から湧き上がってくるものがない。

そしてモヤモヤしているそんな感じである。

いつまでもこんなこと言っていて困ったものである。

時代は変化している

時代は理性という考える力が支配していた西洋文化から、感性という精神性を大切にしている東洋文化に変化してきている。

このように著者は訴えている。

もともと人間が幸せになるための仕組みである、近代型の政治や経済は、いまや混迷を極めている。

お金という経済システムは、人のために出来上がった仕組みであるはずのに、いまやお金のために人は働いている。

人間は資本主義という経済システムのなかで労働することによって、金の奴隷にされてしまいます。それが現在の状況です。
P.44より引用

自由と平等を基本に近代社会の土台として築かれていた民主主義。

理想的であると思われていたが、今や制度疲労をおこしている。

民主主義においては、お互いに権利を主張し合うという考え方である。

考え方の原則が対立なのである。

自分の権利を主張し、相手も権利を主張してくる。権利の対立という構造の中に妥協点を見出して、そこで契約を結ぶというのが民主主義社会の実態です。
P.58より引用

民主主義が現代社会で、人間の幸せのために、十分に機能しなくなってきている。

中世から、近代そして脱近代と、価値観を変化させていかなければならないと訴えかけている。

わたしはどうか

わたしは、居酒屋の経営を父親から引き継いで20年間やってきた。

上手く行ったこと、失敗したこと色々な経験をしてきた。

たしかにお金のために働いているように感じる。

お金が儲かる=成功=幸せという図式にはまっていた。

そして現在、胸が絶賛モヤモヤ中である。

仕事が嫌なわけではない。

飲食店の仕事は、人と人とが直接関われるリアルな現場であると思っている。

なので著者が本のなかで訴えていることが、より肌で感じられる仕事であると思う。

「人に喜んでもらえるような仕事の仕方をする」ということが、労働が経済価値を持つ原理であり、原点であるということになります。つまり、労働が最初の目的としているのは金銭ではなく、人に喜んでもらえるような仕事の仕方をするということなのです。
P.46よに引用

現代は、まさにその通りであると思っている。

ディズニーランドなどは、まさにこの考えで年々熱狂的なファンを増やしていっている。

ん?書いていて気がついた

そう思っているのに現在自分は現場に出ていない。

なぜ現場に出ていないのか。

それはわたしが現場に出ると社員が育たないからと思っているからである。

社員教育をして、社員に成長してほしいと思っているから、現場に出ていない。

それ本当?

本当に絶対そうなのか?

わたしが現場に立っても社員は成長できるのではないか?

うーん。

自分は現場に立ちたいのか立ちたくないのか。

どっちなんだろう。

ただ間違いなくわたしは社長で、社員を抱えている。

社員が働きやすく、うちの会社で幸せになってもらうことを望んでいる。

自分も社員ももっと幸せになる。

どんな状態になったらこれが実現するのだろう。

モヤモヤするのである。

いつでも徹底的に向き合えない

いつでも堂々巡りである。

いまでも十分幸せなはずである。

でも何かが満たされない思いで一杯である。

いつでも胸のなかがモヤモヤしている。

自分はいったいなにに命を燃やせるのだろうか、、、。

そんなことをいつも考えている。

考えているくせに核心にせまるのを怖がっている自分がいる。

なんとかしたいと口では言っているのに背を向けている。

立ち向かうのが怖いのかもしれない。

やましたひでこさん

先日、わたし達夫婦のブログが断捨離のやましたひでこさんに紹介されたと喜んだ。

その後、やましたひでこさんのアメブロを改めて読んでみた。

とても情熱的、かつ楽しそうに活動されている。

忙しいスケジュールのはずなのに、毎日ブログをきちんとアップしている。

そしてどこを切っても断捨離である。

それだけ断捨離を伝えたいという情熱が伝わってくる。

断捨離が世界中に広まれば世界はもっと良くなる。

そう信じているに違いない。

そうでなければ、見ず知らずのなんの影響力もない私たちのブログを読んで、ご自分のブログで紹介してくれないと思う。

行動してくれてありがとうと、お礼まで書いてくれた。

なんと情熱的なのだろうか。

大事なのは、現在自分がぶつかっている問題や悩みなどをどう理解して、宇宙の根源から湧き上がってくの感性のエネルギーと結び付けるかです。
P.248より引用

まとめ

最も端的に自分が持っている使命を自覚したい人は、現在している仕事を振り返ってみてください。
P.250より引用

問題が湧いてくる、悩みが湧いてくるというのは、まさに「天が自分に使命を与えたのだ」と受け止めるチャンスです。
P.251より引用

人間の能力にとって、生まれてから後に勉強した力は大したものではなくて、自分の命から湧いてくる潜在能力が大事なのです。この潜在能力こそが、まさに自分の使命に呼応した能力なのです。
P.251より引用

そうなのか。

理性で考えて、感性で感じなさいと言っている。

言っていることはわかる。

でもどうやって、、。

まだ考えが甘いのだろうか。

もっと理性て考えろと言われているのだろうか。

それとも自分と徹底的に向き合えないなにかが心の中に潜んでいるのだろうか。

是非とも解決していきたいと思っている。

そして、世のため人のために命を燃やすような仕事をしたい。

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この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 詳しいプロフィールはこちら