『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』心屋仁之助著〜「まっ、いいか」と思える自分になろう

『まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本』心屋仁之助著という本を読みました。

心理カウンセラーで有名な心屋仁之助さんのご著書です。

この本はタイトルの通り「人間関係がうまくいかない」「人と付き合うのがしんどい」と思っている人向けに書かれた本です。

なぜにしんどく思うのかという人の心の構造の解説と、そこから抜け出すための具体的なワークも書かれているいます。

わたしがこの本で気になった点は、「ま、いいか」と思える自分になろうという事です。

なぜにそこに引っかかったのかを本の主題と違うかも知れませんが、書きたいと思います。

先日体調を崩しました

普段から風邪をひかないように気をつけていますが、我が家には小学生と幼稚園の子供がいます。

子供たちが色々な病原菌をもらってくるので、気をつけていても風邪などをもらってしまうこともあります。

無理をしてこじらせると良くないと思い、その日にあったスケジュールをキャンセルして家にいました。

会う約束をしていた人にも連絡をして、事情を説明してキャンセルせさてもらいました。

スジは通っています。

なのにわたしのなかに不安な気持ちが押し寄せてきたのです。

こんな程度で予定をキャンセルして家にいてはダメになる。

自動的にダメになると思ってしまうのです。

このダメになるってなんなんでょしうか。

なにがダメになるのでしょう。

物語を作っている

事実は風邪気味で体調をくずして予定をキャンセルして家にいた。

ただそれだけです。

それだけなのに、自分のなかで物語を作り上げて不安になっているのです。

どんな物語なのでしょうか。

この程度で予定をキャンセルして家にいる。

お店にも顔を出さない。

お店の社員やキャンセルした相手に嫌われる。

嫌われたら社員もみんな離れていってしまう。

お店がなくなり収入がなくなる。

家族も離れていってしまう。

野垂れ死に。

この図式が思い浮かびました。

わたしの中では、「風邪気味で家にいる=野垂れ死に」そんな物語を作り上げてしまっているのです。

不思議です。

ただ単に風邪気味だから無理をしないで家にいるだけなのに。

人とも比べているようです

人との比較もしているようです。

あの人はこれくらいなら家にいたりしないだろう。

この人はそもそも風邪なんかひかないだろう。

そんな風に自分と誰かを比較して、自分の価値を自分で下げてしまっているようです。

それとは逆に、自分の価値観を正当化したくて他人を引き合いにだします。

自分の価値観と違う人間は敵とみなします。

それと同時にうらやましくも思っているのです。

自分の敵を通してしか自分を正当化できないのです。

こんなに自分はキチンとしているのに、あいつはキチンとしていない。

羨ましいと思っている反面、それをやったら「いい人でいられない」「嫌われる」と思っている訳です。

自分の感情を押し殺して見ないように意識しているほど、無意識で意識してしまっているのです。

物語をたくさん持っている人は世の中敵だらけになってしまうのです。

比較対象がないと自分が「いい人」と思えないから。

そんな物語をもっていたら、まわりの人とうまく付き合えるわけがないですね。

なぜにこんなことになってしまっているのか

わたしの中には、「いい人でいたい」「人から嫌われたくない」という思いが強いように感じます。

いつからそんな風に思っているでしょうか。

どこかで誰かに嫌われてしまった経験があるのでしょうか。

それが古傷として残っているでしょうか。

それはわかりません。

わかりませんが、とりあえずはこの自動的な思考回路に気がついたのでよしとします。

他人の言動に怒りが湧いてきたり、自身を失いそうになったときには、まず「あれ、自分は今、何に反応したのかな。なにが”ない”と感じたのかな」と意識して足をとめ、観察することが大切です。
p.93より引用

問題は目の前の出来事ではなく、自分の中に起こる「反応」なのです。
P.90

ま、いいか

ここで、「ま、いいか」を発動します。

自分を現実と自分が作り上げた物語から距離を置きます。

「ま、いいか」と言って一息ついて。

それって現実なのか。

取り越し苦労じゃないのか。

そんな風に自分に問いかけてみるのです。

これができからいい感じです。

わたしは、なにかことがあると自動反応して頭が真っ白になってしまいます。

感情と自分の行動が完全に一致してしまっています。

感情のままに行動して、怒っているときは怒っているように、うれしいときはうれしいように。

特に怒り、恐れを感じたときは、頭が真っ白になってしまいます。

頭が真っ白になったら一息ついて「ま、いいか」とつぶやいてみることにします。

まとめ

他にもたくさん、自分をがんじがらめにしている物語と自分との距離をとるためのワークがたくさん紹介されています。

どれも、いままで自分が信じてきた世界は本当なんですかという問いかけをして、外の世界にでるための考えかたです。

実は、あなたは、自分が思っているより、ひどい人です。
そしてあなたは、自分が思っているよりも、素晴らしいひとです。

自分の想像を超えた、自分のひどい部分と素晴らしい部分を受け入れたとき、大きな安心と、自分の本来の魅力と能力が開花し始めます。
P.150より引用

なにか不安になったり、恐れを感じて頭が真っ白になったら「ま、いいか」と思って自分の感情を外からのぞいてみたいと思います。

そしてまるごとの自分を認めてあげることにしましょう。

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ほかにも読んだ本について書いてます

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この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 

(発言は個人の見解であり、所属する組織の公式見解ではありません。)