初めてブルーノート東京に行ってきました。
プロミュージシャンで心理カウンセラーの大塚あやこさんの、「ブルーノート東京のライブにご一緒しませんか?」というFacebook投稿が目にとまったのがキッカケです。
ラテン系のビッグバンドのライブを見にいきませんかという内容です。
わたし音楽とか全然詳しくないです。
ましてやラテンとか聴いたことないです。
でもブルーノート東京に行ってみたかった。
プロのあやさんが好きなグループであると言っているのでまず間違いないだろう。
こんな理由から深く考えずに「行きます!」と書き込みをしました。
そんななので、実は当日ブルーノートに行ったものの出演バンドをすっかり忘れていました。
あはは。
結果的にものすごく良い気づき経験ができました。
出演バンド
熱帯JAZZ楽団。
初めて聴きました。
日本を代表するラテンミュージシャン、カルロス菅野さんが、やはり日本を代表するミュージシャンを集めて1995年にスタートしたラテンジャズ・ビッグバンドだそうです。(後からネットで調べました)
熱くて、渋い。カッコいいオッさん達でした。
早速、Apple Musicでラテン音楽をダウンロードするミーハーぶりを発揮しました。
なんでもやってみる
いきなりですが、こんな風に気になることに対して積極的に関わってきました。
自分には、あれが足りない、これが足りないと、足りないものを足そうとしていたのが理由です。
興味があるセミナーがあったら参加する。
人がススメる本などはとりあえず買って読んでみる。
糖質制限が良いと聞けばとりあえずやってみる。
やりすぎて手に負えなくなってしまい、余計に自己評価を落としてしまったこともありましたが。
基本的になんでも手をだしていました。
そしてある時ふと思いました。
あれ?
自分にはあれもこれも足りないと思い込んでいるだけじゃないの?
そんな風に思えるようになりました。
気がついたら、自分に対する認知が変わっていたのです。
なんでだろう。
いろんな事を学んだり、体験したり、本を読んだりしたおかげだろうか、もしくはそれらの複合技だろうか、、。
いずれにしても気がついたら、自分に対する自己肯定感が上がっていました。
わたしにとって大変な変化なのです。
いままでは、自分に足りないものを足すために行動していた。
マイナスからゼロにしようと必死になってもがいていた状態。
とっても苦しいです。
いまはゼロから浮上する感じ。
足りないのを足してゼロにする感覚ではなくて、ゼロスタートで積み上げていく感じに変化しました。
そうやって認知が変わったら、今まで学んできたものが足りないから埋めるものではなく、積み上げてきたものに変化しました。
20年に渡る飲食店経営の経験やいままで参加してきた各種セミナー、読んできた本など。
すべて経験として自分のなかに蓄積されていると感じるようになったのです。
そんな風に変わったら、いままでは「やらなければ」と負の力で行動していたものが、「やりたい」と感じるようになりました。
不思議なものです。
過去20年間くらい、世界は辛くて生きにくいところでした。
行動の基本は「やらねば」でした。
そしてキチンとしていない自分はダメな自分と決めつけて、やりたくないことも無理してやっていました。
いまにして思えば、まるで他人の人生を生きているかのようでした。
憧れている人の真似をすることは誰にでもあると思います。
わたしの場合は、自分というものがないのに人の真似をばかりをしていました。
あの人がこうやっているから、わたしもやってみよう。
この人がいいと言っているから、やってみよう。
真似自体は悪くないことだと思います。
わたしの場合は、自己評価が低すぎて同じように出来ないと、出来ない自分を責めていました。
なぜあの人には出来て、わたしには出来ないのだ。
あたり前です。
違う人間なんですから。
いまはそんな風に考えられますが、以前は本気で出来ない自分を責めて荒んだ気持ちになっていました。
やれやれ。
まとめ
ブルーノートからだいぶ話しはそれました。
ブルーノートもいままでと同じように、気になったから深く考えずに「イエス」で飛び込んで行動しました。
しかし、自分のこころの変化で同じことをやっていても全く違うことを感じました。
傾聴講座での気づきとつながりました。
傾聴は、自分が相手をどのようにみるかで相手から引き出されるものが変わります。
自分と世界をどのようにみるかで、自分と世界は変わるのですね。
そんなことを思った初ブルーノート体験でした。