春山 充 
わたしは、なんとアホな人間だったのだろうか。
社員や、妻、子供達など身の回りにいる人と仲良くしたいと思ってる。
社員と愛ある良好なコミュニケーションをして、力強いチームを作ってみんなでお店を前に進ませたいと思っている。
妻や子供達、身の回りにいる人など全ての人達とも、愛を持っていつでも笑顔で接していたいと思っている。
なのに、わたしはそういう態度をとっていなかった。
なぜだろう。
なぜだろう。
ずーっと悩んで気がついた。
何故に自分は、愛ある人間関係が欲しいといいながら、逆の態度をとっていたのか。
社員との関係で考えてみよう
わたしは数年前から社員教育に力を入れている。
みんなの成長が、会社の成長につながり、それが結果的にみんなの利益になるのだと信じたからだ。
でも中々成果が出ない。
俺のやり方が悪いのか、理解しようとしない社員が悪いのか。
よくわからんが、とにかく成果が出ない。
「自分は社員のため、会社のために必死にやっているのにー！」と思っていた。
でもそんなの嘘っぱち、大嘘だった。
「みんなのためだから」と思い込んで社員教育のフリをして、心の中では自分の不安や不満を解消しようとしていたのだと言うことに気がついたーー！！
自分は社員が成長して会社がよくなれば良いと思っていた。
ほんとうにそう思っていると思っていた。
でも本心は、ほんとうに社員のためを思っているのではなくて、自分が社員の振る舞いを見てイラッとする。そのイラッとを解消するために社員教育と称して、社員に色々なものを押し付けていた。
ストレスの発散に社員教育を使っていたようなものである。
完全に目的がズレてしまっていたのだ。
無意識にズラしてしまっていたのだ。
それでは成果が出る訳がない。
なんで目的がズレてしまったのだろうか
だってイライラしてしまうんですもの。
もうイライラすると、自分ではなくなってしまう。
イライラがわたしの全てを支配して、イライラマシーンになってしまう。
全神経がイライラという感情に向いてします。
そこには、自分の本当の気持ちも社員もいなくなってしまう。
あるのは、イライラを解消したい自分だけ。
そう完全に自分のイライラを解消するためだけのマシーンになってしまう。
イライラしていると本当の自分の気持ち、得たいものに意識がいかなくなってしまう。
そして、あいつが悪い！こいつが悪いと言って自分のイライラを解消しようとしてしまう。
そして得るものは、自分が欲しいものとは逆のものとは、
最悪の人間関係
あー、ちがーう！
そんなものが欲しいのではない！
自分が欲しいのは、愛ある良好な人間関係なのだ。
うーむ。
なんというアホな事をいままでしてきたのだろうか。
自分が欲しいもの手に入れるための行動をとっていなかった。
そういう事か。
なんか人生上手くいかないなーって思っていたけど、ここに根っこがあったのかもしれない。
気がついてしまえばシンプルな事だった。
よーし！気がついてしまったからには行動を変えよう
わたしは、妻や子供、社員と良好な人間関係を築きたいのだ。
それなのに、自分がイラッとしたら注意信号。
それはイライラ製造マシーンであって自分ではない。
イライラ製造マシーンは、イライラの解消が欲しい。
イライラ製造マシーンは、イライラを解消する行動を全力でとってしまう。
そしてハッと気がつく。
あっ、こんな事をしたい訳ではなかったのにと、、。
でも時すでに遅し、手に入れているのは最悪の人間関係。
愛ある人間関係が欲しいなら、愛ある言葉を使い愛ある行動をとろう。
感謝を伝えよう。
ありがとうと言おう。
そんな簡単な事でオッケー。
本当に自分が欲しいものは何なのか。
そこを忘れないようにしよう。
欲しいものが手に入る言葉と行動をとるのです！
というところで本日は以上。