みなさん、こんにちは。
東京・錦糸町の老舗炉端焼き屋「海賊」の社長でビリーフリセットアドバイザーの春山です。
うちのお店海賊は、わたしの父親が1977年に創業したお店です。
そしてわたしはわたしが26歳の時に入社して後継となりました。
このブログを書いている2019年でわたしは52歳なのでかれこれ26年間飲食業に関わり経営してきたことになります。
26年って客観的にみれば立派な数字ですよね。
これだけ長く同じ事をやり続けられている事とかすごいと思う。
ましてや飲食業という潰れやすい業界の中で、経営者としてよく生き残ってきたものです。
20年くらいは経営の勉強とか全くしないで勘だけで経営していました。
改めて考えると奇跡的なことだと思います。
なのに、なのにですよ。
わたしいまだに自分の足で立っている感じがないんですよ。
自分でお店を経営している実感がないんです。
これだけ長い間、従業員に給与、賞与を払い。
家賃を払い、仕入れ業者に支払いをして。
最近では経営の勉強もたくさんして、あれやこれやとやってきているのに、全くもって自分が経営をしているという感覚が少ないのです。
こんな事書いたら、このブログは社員も読んでいるのでビックリされてしまうかもしれないけど本当の気持ちなんでしょうがない。
実感がないのと一生懸命にやっているかは別の話ですし。
経営していてどこか他人事のような感覚があって、父親から預かってわたしが運営している感覚といいましょうか。
なんと言えばいいか、雇われ社長みたいな感じと言ったらいいのか、、。
自分で経営をしているというかは父親から引き継いだものを守っているという感じなのです。
今までもなんとなく違和感がある程度で、深く考えたことはなかったのです。
その違和感みたいなものを心の勉強を始めて、自分を内観してみたら経営している実感がないと出てきたのです。
これには我ながらビックリ。
20年も経営してきて自分が経営してきた感じがしないなんて。
そしてもっと考えてみたら自分の人生すら自分の足で歩いていないような感じがします。
なにか道を切り開くというよりかはレールの上を走らされているような感じなのです。
なんでそんな事になっているのか
まぁ成長過程のどこかで思い込んだんでしょうね。
自分は自立してはいけない。
とかなんとか変な思い込みを作ったんでしょうね。
(これに関してはこんど誰かにセッションして貰って掘り下げてみよう)
でもね思うのです。
この考えがあったからこそ慎重な経営をしてこれたのかもしれません。
だから潰すこともなく、お店は繁盛しているし従業員への待遇も悪くない。
客観的に見てまあまあの良い経営が出来ていると思う。
それはこの思い込みがあって地道に経営してきたからこその結果だと思います。
でもその反面、わたし自身は息苦しい。
だって好きな事をやって自分の足で歩いていない感じがするんですから。
色々とこじらせて鬱みたいになったこともありますし。
親父のことが好きなのに嫌いとだと言ってややこしい事にもなっていましたし。
自分にとって良い面もあるし悪い面もある
ビリーフってそんななにか原因があって作りだしてしまった思い込み。
ビリーフって人生を生きづらくしている悪いものみたいに思っていましたが、実はビリーフってそんなに悪いものでもないじゃないかもしれません。
ビリーフがある事が悪いのではなくビリーフに振り回されいる人生がツラいだけで、ビリーフが自分の中にあると理解したうえでビリーフに囚われない生き方が出来ればオッケーじゃないかと思ったのです。
ということで本日の結論
わたしはビリーフって悪いもので手放した方がいいものかと思っていました。
でもビリーフは怖くないし悪くないのかもしれない。
実はビリーフって自分を作っている一部でもあるんですね。
問題はビリーフが自分の中にあるのを気がつかないで、無意識にビリーフによって動かされるから息苦しくて生きづらくなる事。
なのでビリーフは取り除くものではなく自分にあると知ってビリーフに囚われない生き方が出来れば良いと思います。
ビリーフを発見してその考えから距離をとる事が出来れば人生ハッピーになるのではないか。
とそんな事を考えました。
という訳でもっとカウンセリング能力をもっと磨いて1人でも多くの人にハッピーになって貰いたい。
そして自分もハッピーになろう。
そんな事を思いました。
本日は以上です。
2019/12/17