高岡尚司さんが主催するゼロベースランニング道場に参加してきた。
高岡さんは、フルマラソンを2時間45分で走ってしまうお方。
選手時代は怪我に泣かされていたそうだ。
BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”
この本に出会って、人間本来の走りとは?と考え裸足で走り始めたそうである。
そして、フクラハギの肉離れを左右3往復経験をしたそうである。
その経験から高岡さんが、編み出した走り方がゼロベースランニング 。
ランニングをゼロベースから見直そうということでつけた名前だそうだ。
ランニング道場なのになぜか四つん這いになったりする。
それでは内容を紹介してみよう。
まず始めにお腹をゆるめる
ゼロベースランニング では胴体の使い方に着目している。
そして胸はなるべく張っていたい。
なのでお腹を柔らかくしていく。
▽ まずは仰向けで自分のお腹の硬さをチェック。
▽ そしてペアーになって相手のお腹をグーで押す。
結構痛い!
肩甲骨のストレッチ
やはり胸を張るために肩甲骨のストレッチ
▽ 四つん這いになってペアーで肩甲骨のあたりを押す。
こうすることで肩甲骨の動きをよくする。
立甲(りっこう)というらしい。
▽ 高岡師匠は背中に羽が生えてる。
ブリッジ
徹底的に体の前面を伸ばしていく。
▽ まず自分の状態をチェックする。
▽ これもペアーになってブリッジの練習
胸が硬いので、わたしは腰にきた。
基本姿勢
背骨のS字をできるだけ伸ばすようなイメージ。
▽ 仰向けで寝てできる腰と床に隙間があかないようにする。
結果としてお腹が凹んでいる状態。
腰が浮かないようにして胸を張る。
▽ 立った状態
腸骨を後ろに倒して仙骨は前に倒すイメージ。
骨盤といっても仙骨と腸骨は関節があるので、すこしだけ動くという事である。
この状態が腰の入った状態なのだそうだ。
この姿勢で、上半身の先行動作に脚がついてくるようにする。
そうする事で脚の筋肉を無駄に使わなくなるのだという。
外旋運動
膝を痛めないようにする為に外旋運動を意識する。
内旋(膝が内側にはいるような動き)をしてしまうと膝がよじれて痛めてしまう。
体の前方を、いつでも開いておいておけるように意識付けするドリルである。
▽ 膝を内側、外側と動かす。
スムーズな体重移動
そして膝をそと側に向けてあげて、スムーズに体重移動できるようする。
▽ 膝の外旋、体重移動を意識して歩く練習。
まとめ
高岡さんの著書ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!を読んだことがある。
ここでもランニングは脚で走るのではなく、上半身の動きに脚がついてくるだけと解説している。
読んで理屈はわかっても、実践はなかなか難しい。
こうして直接指導してもらうと、ちょっとした勘所を教えていただける。
このちょっとしたことが大切で、本ではよくわからない部分が理解できる。
高岡さんは、ゼロベースランニングは誰でもすぐに出来るものではないは言っている。
毎日、コツコツとドリルを実践して走る。
この繰り返しで習得できるものであると。
とりあえずわたしは、裸足でフルマラソン完走を目指して、コツコツと続けていこうと思う。
ハードル下げまくってね。