絶賛5連休中。

うちのお店では、年に1度ローテーションで5連休強制的にとることになっている。

社員からの評判は、諸手を挙げて賛成!!という感じではないが、強制連休は2年目の取り組み。

社員の福利厚生という面ももちろんあるが、それ以外にも意図があってやっている。

どんな意図があるのか説明しようと思う。

仕事に人をつける

20坪・席数50坪ほどの小さなお店で社員数が5人いる。

それぞれ、たくさんの仕事をかかえて、社歴のながい人間ほど、オリのように仕事が積み重なっていく。

その過程で、その人でなくては出来ない仕事、ブラックボックスで隠されている仕事が、たくさん出来ていってしまうのはよくある話。

「あの人にしか出来ない仕事」

「あの人しか物がしまってある場所がわからない」

などは、人に仕事がついている状態である。

その人が病気に倒れて、入院したらどうするのか。

どうやって仕事を進めていけばいいのだろう。

幹部であればあるほど、ダメージが大きい。

それでも私たちは、お店を開けて、お客様を迎えて、満足して帰っていただかないといけない。

お店の都合は、お客様には関係ない。言い訳は出来ない。

お客様に迷惑をかけないようにする為には、普段から特定の人しかできない、ブラックボックスに入っている仕事を外にださなければならない。

そのための仕組みをする為に、定期的に5連休をさせて、意図的に入院してしまった状態をつくりだしていると訳である。

5連休中はお店に連絡するのは一切禁止。

お店から休んでいる社員に連絡するのも禁止というルールになっている。

社長も例外ではない。

お互いに、連休中に仕事がスムーズに回るように打ち合わせをして、自分が抱えている仕事を他の人にやってもらわなくてはならない。

仕事に人をつけた状態にする。

ブラックボックスをなくしていくのが目的の1つである。

生産性をあげる

お店の規模に対して、社員数5人は、一般的な居酒屋よりおおほうである。

それでも、一人が休めば、ほかの人の負担はかなり大きくなる。

うちは年中無休で営業しているので、ローテーションで休みをとる。

一人が連休をとると、連勤をしなければならない社員が出てくる。

特に厨房の仕事は専門職なのでなかなか、仕事をまかせる事が出来ない。

と社員は思い込んでいる。

ここをなんとか、連勤しないですむようにしたい。

仕事のマニュアル化、仕込みの見直し、ホールの社員でも出来るように仕組み化するなど、知恵を出して生産性をあげる為の改善していかなければならない。

今期は、月の休みも増やしていく予定である。

まとめ

目標は、飲食店の働きかたをなんとかしたいと思っている。

飲食店は、長時間労働だし、立ち仕事だし、居酒屋だと夜の仕事だしと決して楽な現場ではない。

歳をとってからは、余計にきつい仕事である。

しかし、お客様との距離も近く、よろこんでいただけた時の達成感は、仕事がきつい分得るものが大きいのではないか。

ITが進んで、なくなる職業がたくさんあるようだが、人にしか出来ない仕事は決してなくならないと思っている。

うちの店は、ありとあらゆる手を使って、効率化できるところは徹底的に効率化していく。

そして、接客という大切なところに、手間がかかるところに手間をかけられるようにしていきたい。

手間をかけて、お客様によろこんでいただくことは人にしかできない仕事ではないか。

生産性を高くすれば、その分社員の負担も減るはずである。

労働時間も短くできるのでないか。

飲食を人気の職業にしていきたい

そんなことを考えて、色々な取り組みをしている。

この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 詳しいプロフィールはこちら