6月1日
映画「メッセージ」をようやく観にいけました。
錦糸町TOHOシネマズ
なんか、やけに混んでるなと思ったら、ファーストデーということで、大人千百円でした。
ツイてます。
すごく哲学的なSFに、わたしは感じました。
わたしなりに、感じたテーマは「一期一会」
前半で、テンポよく色んな情報をならべて、UFO到来。
そして、娘を癌で亡くした言語学者が、宇宙人からのメッセージを解読していく、というストーリーかと思わせておいて、実は後半に向けての伏線です。
映画の中で「外国語を学ぶと考え方が変わる」というセリフがあります。
「時」の概念が、地球上と異なる宇宙人の言語を学ぶことで、主人公の言語学者も「時」に関する概念が、変わり未来が見えるようになります。
宇宙人の言うところの「言語」=『武器」を手に入れるわけです。
前半に出て来る、回想シーンみたいのは、実はこれから起こる未来を見ていたというのが、映画の後半でわかるります。
娘が癌で死ぬ、旦那と喧嘩して、旦那が出て行く。
全てわかっているのに、全てを受け入れる姿に、私は「一期一会」を感じたわけです。
人は生まれてから死ぬ。
だれでも平等です。
そして誰でもわかっていることです。
その事実だけは、未来が見えようと見えまいと「確実」です。
ならば出会いを大切にして、精一杯今の時間を生きなくてはならない。
そんな事を考えさせられる映画でした。