飲食店の経営を約20年間やってきた

自分で立ち上げた会社ではない。

目的意識もなくただなんとなく父親が経営している飲食店に入って社長になった。

そう2代目というやつである。

初代のように「やりたい」という強いエネルギーがあるわけでない。

強いエレルギーはないが、毎日おなじ事を繰り返すのは得意であった。

お客様はある程度入っている。

毎日それなりに忙しい。

でも全然楽しくない。

いやお客様を接客している瞬間は楽しかった。

大袈裟に言えば接客は天職だと思えるときもあった。

でも全体的につまらない

「自分は飲食店を経営することが生きがいなのだー!」

とか

「自分は飲食店を経営していくにあたりこんな夢があるのだー!」

とか全くない。

ただただ毎日同じことを繰り返しているだけ。

つまらないだけならまだしも、毎日仕事をするのが苦しい、つらい。

毎日、お金の心配ばかりで生きているのがつらい

毎日それなりに忙しくしているのに、いつもお金の心配をしていた。

月末の給料日前には千円単位でお金を数えていた。

前日までの売上を足さないと給料が払えなかったので、便利なことがわかっていても銀行振込にすることができなかった。

社員の給料を遅配したことはなかったが、自分の給料なんてまともにとれたことなんて無かった。

夢も希望も無い。ただただお金を気にする毎日

この先どうなってしまうのだろう。

いまのままでは嫌だという思いはある。

でもどうしたらいいかわからない。

いやなにをしたらいいかわからない。

相談する相手もいない。

何も全く思い浮かばなかった。

完全に思考停止である。

独身ならこれでもまだ逃げ切れる可能性があったかもしれないが、、。

42歳のときに子供ができて結婚した

家族ができて考え方が変わった。

当時はあまり意識していなかったが、今にして思うと転機であったかもしれない。

経営の勉強をしなくてはいけないのではないかとこの辺りから思い始めた。

ただどうやって勉強したらいいかわからない。

わからないのでネットばかり見ていた。

そんななか一冊の本と出会う。

『赤字社員だらけでも営業利益20%をたたき出した社長の経営ノート』(中経出版)金村秀一著

焼鳥屋さんを経営している社長さんが社員教育をして業績をV字回復をしたという本である。

「すぐに儲かる!」という内容ではなかったが、逆にそこに惹かれた。

ネットで色々と調べるとなにやら100年塾というのを主催しているらしい。

説明会があるというので聞きにいった。

わたしにとってはかなりの高額セミナーであったが参加することにした。

経営について初めて学ぶようになった。

100年塾で学び、社内改革をして一筋縄ではなかったがV字回復をすることができた。

お金も一息ついた。

20年間経営していて2期連続で納税することもできた。

あいかわらず辛いのである

仕事をしていても楽しくない。

燃えるものがない。

あいかわらず、つらくて、苦しくて,生きづらい毎日である。

息苦しくしょうがない。

何故なんだろう。

ここから心の勉強を初めて自分と向き合うようになる。

こころの勉強をはじめた

ブログの師匠である立花岳志さん、大塚あやこさんが主催するTLIという講座をうけた。

お二人の師匠である岡部明美さんが登壇する、湘南ワークショップ3daysに参加した。

傾聴を学ぶセミナーにも参加した。

個別でカウンセリングもしてもらった。

いろんな本も読んだ。

たくさん勉強してたくさんノタウチまわった。

自分はなんのために生まれてきたのか。

我は何者なんだろう。

そんなことを探求するようになった。

まだまだ探求の入り口であるが。

そしてある思い込みがあることに気がついた

飲食店=多店舗展開

この図式こそが飲食店経営をするうえでの「成功」なんだと思い込んでいた。

でもわたしは多店舗展開に全く熱意が持てなかった。

店舗展開できるとも思えなかった。

そしてできない自分が駄目なのだと思い込んでいた。

自分より年下の飲食店経営者が店舗展開しているのをみると、嫉妬心がめばえる。

同時に店舗展開できない自分を否定して責めていた。

わたしは飲食店を経営して自分の会社を大きく成長させるために、自分にあっていない人のビジネスモデルの真似をしようとしていたことに気がついた。

だから苦しかったのである。

だって自分のやりたいことをやらないで、自分に向いていない人のやり方をしようとしていたのだから。

そりぁ、息苦しいわけだ。

そして思った。

同じように息苦しく感じている飲食店経営者がいるはずだ。

そうだ!

飲食店オーナーに寄り添うような仕事をしようと。

自分のやりたいを見つけられた。

そうしたらパズルのピースが埋まるように全てが繋がった。

いままでの人生は全てこの気づきのためのプロセスだったのではないかと思えた。

まとめ

コンサルという言葉は上から目線であまり好きではない。

あくまでも寄り添って同じ目線で背中を押すような。

そんな風になりたいと思う。

「やり方」と「あり方」

どちらもわたしより経験が豊富でうまく伝えることができる人はたくさんいる。

でも、わたししか伝えられないことが必ずあるはず。

一生懸命に飲食店を経営して、ブログを書いて、講座を開いて、困っている人の話しを聞く。

自分の経験が必要な人に届けられるようになるためには、やることはたくさんある。

大変そうである。

でも楽しそうである。

そして「やりたい」と思える仕事である。

まずは宣言から。

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この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 詳しいプロフィールはこちら