前回は100年塾に入塾して、勉強を始めたのはいいが、まったく内容が理解できない。

それでも勉強をしている充実感と安心感を感じていた。

とにかく現状のままではダメだ!という思いだけしかなかったというところまで書いた。

そして具体的になにをやりはじめたのか、そこから何に気が付いたのかを書こうと思う。

環境整備

すべての基本となる活動である。

物を整えて仕事をやりやすい環境にする。

物を整理整頓する。

必要ないものをすててから、置く場所を決める。

その状態を維持する。

ただこれだけ。

ただこれだけなのに、相当に奥深いものなのであると年々実感している。

特に最近、断捨離の本を読んでそのすごさをより実感している。

環境整備を初めて6年目になるが、なかなか成果が出ていない状況である。

あいかわらず物が多いので、使った物をどこに戻していいかわからない状況である。

経営計画書

会社の方針を一冊の手帳にしたもの。

文字と数字で、会社のルールや方針をまとめたもの。

うちの会社はどのような考え方をしているのか。

5年後、10年後にはどんな会社していきたいと思っているのか。

お客様に対してはどんな態度で接していかないといけないのか。

さまざまな事を具体的に書いてある、社長の考え方を書いた社内の教科書のようなものである。

こいつも作ったはいいが、なかなか浸透していかない。

ベクトル勉強会

経営計画書を作って、みんなに渡してみても中身を見てくれない。

わたしが逆の立場だったらやはりみないだろう。

それなら、手帳の中身を説明する機会を作ろうではないか。

という事で開催している勉強会である。

経営計画書の内容を週1で、社長が解説して社長の思いを話す会である。

始業前に約1時間かけて開催する。

経営計画発表会

経営計画書を作ったら、今期の重点方針と会社の未来を語らないといけない。

うちの会社は8月決算で9月が期首である。

なので毎年9月11日に、きちんと会場を用意して経営計画発表会を開催する。

社員にとって結構大変な行事である。

銀行さんや100年塾関係の社長さんがた、取引業者さんなどもお呼びして開催する。

普段着慣れないスーツを着て、ビシッとしていなくてはならない。

居酒屋の社員としてはかなりキツイ事だと思う。

そして炎上

このような取り組みを100年塾で習って取り入れていった。

社長もなぜにやらなければならないのか良くわかっていない。

意味はわからなくても、こうやって成功している会社があると教えられたのでやってみる。

社長がその程度だから、当然社員からは反発がくる。

そりゃそうだ。

いままでのやり方をガラッと変えていくのだから。

社員にしてみれば余計な仕事が増えた!面倒だ!

正直な感想だろう。

「こんなことやってなんの意味があるのかわからない」

「社長が変な宗教にはまった」

「環境整備なんて面倒くさい」

「社長は社員のことを本当に思っているとは思えない」

などなど。何人かの社員は方針とあわないと言って辞めていった。

そういえば、舌打ちされた事もあったなー。

人生のなかで舌打ちを目の前でされた事ってあまり記憶にないな。

ここまでのまとめ

社長が変な事をはじめた。

反発するのは当然である。

社長の精神状態は、被害者意識と自己満足。

あいつらがいうことを聞かないから上手くいかないのだ。

このままでは売上が落ちて会社がダメになってしまう。

ダメになってしまっては、自分がみじめである。

あいつらが悪い!と矢を他人に向けてバンバン打っていく。

そういうオーラがバンバン出ている。

その反面で自分に自信が無いものだから、自分を否定しまくる。

自分を否定して拗ねる。

自分にもバンバン矢を打って自分の存在自体を否定する。

あり方に問題があるのに、やり方をおぎなえば自信が持てるかもと、知識を増やす勉強ばかりして精神的に引きこもる。

実践をともなわない頭でっかちの知識を増やして自分に自信をつけようと思っていた。

社員のためだと口ではいいながら、結局は自分が良い格好をしたいだけ。

それでは炎上しても当たり前。

結局はすべては自分なのだ。

自分のあり方に問題がある。

そんな事に最近ようやく気がついた。

その1、その2にこちら

この記事を書いた人

春山 充

春山 充

1967年生まれ 東京都豊島区出身 東京で創業昭和54年の、ろばた焼き屋を経営している。軽い気持ちで飲食店を継いだはいいが、社員とのコミニュケーションに悩み、勉強不足で経営も窮地に陥った時期もある。現在は心を入れ替え、社員が安心して働ける会社に成長させようと日々奮闘中。 詳しいプロフィールはこちら